北欧の音楽ピクニック

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    先日、北欧の音楽ピクニックに行ってきました。


    北欧の音楽ピクニックとは、北欧音楽のコンサートを中心に

    北欧雑貨や食べもの、ワークショップを通じて、

    音楽や北欧の魅力を感じることができるイベントです。


    最近の無料ライブイベントはすごく凝っている上に

    有名アーティストが多数、参加するため、なかなか近くで聴くことが出来ないですが、

    このイベントは簡易な舞台があるだけで、かしこまった感じがなく、

    サブステージにいたっては舞台もなく、本当に言葉通りに目の前で歌ってくれました。

    予定していないアンコールに、戸惑いながらも気さくに応えてくれ、

    のんびりした空気が外の風ととけ合って、とても素敵な気分にさせてくれました。 


    イベントのラストでは、みんなで手をつないで踊るロングダンスというものもありました。

    このダンスは、スウェーデンで夏至をお祝いするときに

    メイポールというシンボルの木を中心にして、大きな輪を作ってダンスをするという、

    みんなが一緒になって楽しめるもののようです。

    ちなみに夏至祭の前夜に、作った花束の上に枕を置いて寝ると、

    夢に未来の結婚相手が現れるという言い伝えがあるそうです。


    なかなか日常では体験できない企画も多々あり、こういったイベントはもっと注目されても

    いいのではないかと感じた1日でした。 



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    このメイポールを中心にして、輪になって踊ります。




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    小さい頃から、たまにですが訪れていた今回の開催場所の万博公園です。

    夕日を背にした太陽の塔は、本当に存在感がありますね!






    浦沢直樹 「BILLY BAT」

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      第二次世界大戦後の日本とアメリカを舞台に、日系アメリカ人の漫画家が軸となり、

      下山事件やケネディ暗殺事件など、実際の話をからめて物語が展開されていくー



      この漫画、「BILLY BAT」は「YAWARA」や「MONSTER」、

      そして「20世紀少年」などで有名な漫画家の浦沢直樹さん、最新作です。


      内容は先ほどもふれましたが、国鉄総裁が失踪した下山事件や、

      アメリカ大統領、ジョン・F・ケネディが暗殺された事件などの実際に起こった出来事を

      浦沢さんがアレンジして、更には2000年前のキリストやユダが登場するエルサレムや、

      戦国時代の伊賀の志能備にスポットを当てたりと時空を超えた内容となっています。

      その歴史の深淵を照らしているのが “語りかけてくるコウモリの絵” で。。。



      「20世紀少年」では謎を散りばめすぎて、伏線の多さに収拾がつかなくなり、

      まとめきれていないという意見を多数、耳にしましたが、

      今回も謎だらけで、どう着地させるのかがとても気になります。

      浦沢さん、そして(共同制作している)長崎さんが共に言う「明確な答えは必要ない」

      という考え方が、読者の解釈とどう折り合いをつけるのかが今後、

      とても興味深いところです。



      また近々『浦沢直樹』第二弾、

      手塚治虫さんの鉄腕アトムに挑んだ浦沢さんの勇敢さ(?)についても語りたいと

      思いますので、どうぞお付き合いください。





      目のつけどころ

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        『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者、山田真哉さんの

        ビジネスにおける着眼点を、いろんな例をあげて紹介されています。 


        まず「目のつけどころ」にはパターンがあり、それをよく理解し訓練を重ねることで

        磨かれるのだそうです。本書では4つの部にわけて「目のつけどころ」を磨く方法について

        説明されています。

        僕はそのうちの1つの「視点という切り口を増やす方法」に興味を持ちました。


        ある有名なコピーライターさんのアイデアの出し方なのですが、

        新しい商品を考える、あるいは売り方を考えるときに、

        スクランブル交差点をイメージするそうです。

        スクランブル交差点に立っている自分をイメージし、

        老若男女のそれぞれの気持ちになって考えてみる。そしてそれぞれの立場や役割からも

        考えてみる。そうすると、アイデアを出すときに視点を増やす役に立つということです。 


        そして、「距離感」という視点についてです。

        売れる商品というのは消費者との距離が近ければ売れるとのことです。

        これは僕も思うところがあって、

        デザイナーはついかっこいいものを、またはオシャレでかわいいものを

        作りたくなる傾向がありますが(僕の勝手な偏見かもしれませんが)、

        例えば、キャンディのパッケージのデザインを考えるときには、

        若年層ターゲットでない限り、必ず主婦層の感情や感覚をどこかしらに刷り込み、

        互いの距離感を近づけることを意識していかないといけないと思うのです。



        そのほかにも、普遍的な対比軸を使った山田さんオリジナルの

        「黒十時アイデア法」の紹介や、「3秒で気のきいたことをいうテクニック」について等、

        いろんな角度から「目のつけどころ」について書かれています。



        考える際に瞬発力が欲しいという人には、お勧めできる一冊となっています。




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