ハリーポッターシリーズ

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    先日、映画館でハリーポッターシリーズ最終章を観てきました。

    全8作(小説は全7作)、すべて映画館に足を運びました。

    知っての通り、ハリーポッターシリーズは200を超える国と地域で発売され、

    シリーズトータルで約4億5000万冊を売り上げたというお化け小説です。

    その著者の「J・K・ローリング」の人生は

    けっして順風満帆ではなかったそうです。


    まだ作家としてデビューしていない頃、

    彼女は夫と離婚し、うつ病を患い、

    シングルマザーとして国から生活保護を受けながら、

    娘が眠っている間に近所のカフェで、

    ハリーポッターの原稿を書いていたそうです。


    もし彼女が目の前の苦痛から逃げ出していたら、

    この成功はなかったんでしょうね。


    人生は面白い。




    頭がよくなる思考術

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      白取春彦さんは、「超訳ニーチェの言葉」編訳者であり、

      哲学や宗教などの入門書の著者でもあります。


      タイトルには「頭がよくなる思考術」となっていますが、

      ただ読むだけではとてもじゃないですが、頭が良くなるとは思えません。

      これを読んで、いかにこの著書をヒントにして日々をうまく過ごすかによって、

      ここでいう「頭が良くなる」かどうかを読者に投げかけているんだと思います。


      白取さんには膨大な知識があり、

      その上で、自分の頭の中でその膨大な知識を咀嚼して

      自分の言葉にしているように感じます。その使う言葉の1つ1つが実に清々しい。


      こういった自己啓発(ビジネス)本では、

      「自分の体験」を例に挙げて、わかりやすく述べられる場合が多いのですが、

      白取さんはほとんど自分のことは語らずに

      「自分の持っている知識と言葉」だけで読者を説得してしまう圧倒的な力を持っています。



      僕がこの著書の中で、一番気に入っている文章はとてもシンプルで、

      だけれども他人と接するうえで、とても大切なことだと思います。

      その文章を紹介します。


      『自分を超越する眼を持つことを勧める。

      あくせくしたり、迷ったり、悲しんでいる自分を、

      隣から眺めているもう一つの眼を持つことを勧める。

      この眼があれば、どういう状況にあっても自分を見失うことがなくなる。』


      この言葉を目にしてから、

      感情的にならず、もうひとりの自分に、

      自分自身を見てもらうよう、心がけるようになりました。

      まずは冷静に、自分のことを判断できるようにならないと、

      とてもじゃないですが、他人の気持ちは理解できないでしょうから。

      そのうえで、たくさんの方々から色んな物事を吸収しながら、勉強できればと思います。





      日産リーフ

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        先日、日産リーフの試乗をしてきました。

        リーフは多くの方が知っているとおり、

        ガソリンいらずのCO2を排出しない電気自動車(EV)です。



        乗り心地は高級車を運転するときに感じる独特の

        (といってもほとんど高級車を運転したことはありませんが)

        滑らかで、静かにスーっと加速していく走りがなんとも快適でした。


        電気自動車は、まだ市場に出始めたばかりなので

        電気を充電する場所が少なく、

        しかもフル充電をしようと思ったら8時間もかかるようです。

        (急速充電の場合は容量80%までを約30分で充電できるそうです)

        正直、今はまだ実用的ではないのかな?と感じました。


        まだまだ「ベスト」というところから遠い車だとは思いますが

        家の中にいている間にも車内のエアコンの遠隔操作ができ、

        携帯電話などからバッテリー状態の管理ができるようで、

        これは便利だし、面白いアイデアだなと思いました。

        なにより、こういった今までにない車を作るという新しいチャレンジが

        とても好感が持てます。


        価格も、まだまだ一般的にはガソリン車と比べづらいですが、

        (とは言っても近年のガソリン高騰や、オイル交換が必要ないことを考えると

        日ごろ走る頻度によってはある程度、元が取れる気がします。)

        次にモデルチェンジをするときには、

        この次世代自動車がどのように新しく変わって、

        どれだけガソリン車やハイブリットカーを脅かすかが、今からとても楽しみです。 

        そして日産以外の自動車メーカーが今後、

        どのように動いていくのかも気になります。




        稲盛和夫 「働き方」

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          昨年、日本航空を再建すべく会長となった稲盛和夫さんの著書です。

          冒頭から、最近の日本の職業に対する核心をつく言葉があります。


          『今多くの人が「働くこと」の根源的な意味を見失い、

          「働くこと」そのものに、真正面から向き合っていないように思うのです。(中略)

          働くことの意義を理解し、一生懸命に働くことで、

          「幸福な人生」を送ることができることをー』


          まさに、この本書では、働く理由を見いだせない人に

          稲盛さんの実体験を交えて、稲盛さんが考える「働き方」というものを

          わかりやすく解説されています。  

          この「働き方」、「働く意義」というものは本書で語られている

          『「純粋で美しい思いを強く抱き、誰にも負けない努力を重ねることができれば、

          どんなに難しい目標も必ず実現することができる」』

          この言葉にすべてが集約されている気がします。


          さらに稲盛さんは、能力が低くても「熱意」「努力」、そして「プラスに働く考え方」を

          持っている人間は、大きな成果をあげる可能性を持っているとおっしゃっています。

          それを「人生の方程式」というもので表現されているのが、とても興味深く感じました。


          ただ一般的に使われる「熱意、努力」と稲盛さんが使うそれとは

          少し違うような気がします。それは稲盛さんの言葉にあらわれています。


          『ベストでなくパーフェクトを目指す』

          『完璧な仕事とはどのようなものか』

          『仕事ができる人というのは、完璧主義を貫く』

          『いつも百メートル競争のつもりで走れ』

          『掃除に真正面から真剣に、そして創造的に取り組む』などなど。

          よく聞くような言葉かもしれませんが、

          すべてに関して自分自身を本当に極限まで追い込んでの「熱意であり努力」こそが、

          「真の成功」のために必要な「努力」かもしれないですね。


          その他にも、ここまでひとつひとつのものに深く情熱を持って仕事をしている人が

          はたしてどれくらいいるだろう?と思ってしまうくらい稲盛さんは

          仕事に対して、本当に真摯に向き合っているなぁと強く感じました。

          (あらためて言うことではないのですが...)


          僕も自分なりに、仕事に一生懸命取り組んでいますが、

          こういう、結果を残してきた人の著書を読むたび、

          まだまだやれることがあるなぁと感じさせらます。





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