大阪市中央区、からほり
先日、僕が席をおいている日本パッケージデザイン協会で
「空堀の町の長屋再生プロジェクト」についての勉強会があり、
いろいろと教えていただくために参加してきました。
現在、公開中の「プリンセス トヨトミ」で注目されている町なので知っている方も多いかと思います。
大阪市中央区にある、この「からほり」という町には戦災を免れた昔からの長屋や町屋が残っており、
その古い町並みを残しつつ、新たに魅力的なまちとして再生するために
様々な文化活動に取り組み、その結果、見事に「新旧」が融合し
今やお年寄りから若者にまで注目される場所となっているようです。
今の時代、変化の必要なもの、残すべきものを見極める力の必要性を
あらためて強く感じさせられました。
「からほり」は豊臣秀吉が大阪城を守るために築いた水の入っていない「空の堀」から
名前がきているようです。
普段、仕事の納品などで自転車を走らせているこの町に、こんな歴史があるなんて
まったく知りませんでした。
この「惣」は大正2年に建てられた長屋で、再生複合施設はここからはじまったようです。
ここにはたくさんの手づくり作家さんの作品が並んでいました。
ちなみに直木賞で有名な直木三十五が生まれ育った町でもあります。
この「萌」の2階には直木三十五記念館があります。
- 2011.06.21 Tuesday
- 体験、見学
- 20:31
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- by from-rightman