敗者復活力

僕は敗者復活という言葉が好きです。
負けたら終わりではなく、負けることでいろんなことを学び、
あらためて知る何かがあると思うからです。
むしろ「負け」は違った角度から新たなスタートラインに立つきっかけにも
なるのではないのでしょうか?
この本の著者は高校を退学後、12種類の職業を転々としプロのキックボクサーを経て
経営者となり、今では数々の事業をおこし
その会社が波に乗り始めると早々に頑張っている社員に社長業をまかせ、
自分はまた新しいビジネスに目をむけるというなんともユニークな経歴の持ち主です。
過去にはなかなか人として褒められるようなことをしてこなかった(自称落ちこぼれの)
著者ですがキックボクサーになってから、のちに経営者となるビジネス論の土台を
しっかりと身につけたようです。
なんといっても、この廣田さんという方は単純明快、行動力抜群で
「こんな質問をして、もし笑われたらどうしよう?」などという
ネガティブな発想はまるでなく、吸収できるものはその場で吸収し、
「こうした方がいいかも」と感じた瞬間に即行動する、
成功者によくみるシンプルなポジティブさを持ち、独自の経営論を持っています。
シンプルに即行動、このことがどれだけ大切かと感じさせられる一冊です。
この著書の中で僕が気に入っている言葉があります。
「情熱を持てないビジネスは成功しない」
じつに当たり前のことですが、経営者でなくても心から楽しいと思える仕事を見つけ、
続けることが成功につながる第一歩なのですね。
- 2011.06.16 Thursday
- ビジネス書
- 12:28
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