歌川国芳展

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    先日、幕末に活躍した浮世絵師、歌川国芳の展覧会に行ってきました。

    役者絵や美人画、そしてユーモアあふれる戯画など、たくさんの作品を残した人物です。

    国芳の手がける正当な浮世絵もいいのですが、

    天保の改革によって役者絵や美人画が禁止されたときに抵抗策として、

    絵のいたるところに隠されている政治批判の風刺をした沢山の作品が

    非常に面白いと感じました。

    それ以外にも魚の顔を役者の似顔絵にしたり、

    壁への落書き風にして実はよく似てる役者の似顔絵を描いて条例から逃れたり。

    ただ怒りまかせに批判的な絵を描くのではなく

    ユーモアをけっして忘れずに楽しい絵にしてるところが素晴らしい。


    今の時代でも言えることですが「これが駄目!」と言われたからといって

    落ち込むのではなく、

    違う視点から物事に目を向けていった方が新しい何かに出会えるだろうし、

    ひとつ前進できる気がします。

    そんなことを強く感じさせてくれる作品展でした。


    蛇足ですが、福禄寿が町に溶け込んで遊んだり間抜けなことをしている姿が

    とても面白かったです。

    日本の神様まで笑いにかえてしまうユーモアさ。歌川国芳を知らない方にはおすすめです。




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    先日まで歌川国芳展が、開催されていた大阪市立美術館です。

    僕も以前、何度か作品を飾っていただいた場所です。





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