河合拓 「ブランドで競争する技術」

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    この著書は、

    よく平積みされている

    「どの業界にも対応できるやさしいビジネス本!」というより、

    一歩踏み込んで、

    実務家たちが競争に勝つための

    さまざまな実践的な戦略理論が紹介されています。


    著者がファッション業界に数多くかかわってきたからか、

    あげられている実例の多くがアパレル企業を中心に書かれていますが、

    読みようにとっては、他の業界でも

    ヒントになる戦略が数多く書かれていると感じました。





    まず、著者は「ブランド」を戦略として打ち出すためには、

    ある3つの価値を確立し、

    競合との差別化を行うべきとのべています。


    その「3つの価値」とは


    ●商品そのものが持つ「機能価値」

    ●地場の顧客に対する特定の販売員によるサービスや、

     eコマースによる「サービス価値」

    ●ブランドが持つストーリーや伝統など

     顧客がブランドに支払うプレミアム価格を引き出す「イメージ価値」



    この3つの価値がブランドをつくる際に(再生も含め)

    重要な鍵となると書かれています。




    その他にもブランドを確立する上で、

    「eコマース」

    「M & A」

    「ターンアラウンド(ブランド再生)」

    「イノベーション」

    「マネジメントの重要性」

    など

    充実した内容となっています。



    「ビジネス本」「自己啓発本」と言いつつ、

    読んでみたら自社の宣伝本では?と感じる書籍が多い中、

    (正直、この本にもほんの少しだけそれは感じましたが)

    読み応えがあり、

    クリエイティブな仕事にたずさわっている人間には、

    かなり勉強になると感じさせられる1冊でした。





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